借金の一本化を考える

 

あなたの300万の借金は、一本化で乗り切れるか?

 

300万の借金の一本化

 

 

あなたの300万の借金返済のために、その借金を一本化してもらえる「おまとめローン」を検討してみることも一考です。
300万の借金がある場合、ほとんどの方が多重債務者になっています。もしあなたもそうだとしたら、多数の金融業者からの借金を一本化することで、返済が多少楽になります。

 

そのことによって、あなたの借金の返済が可能になるのなら、債務整理を行うこともありません。一本化によって、この先のあなたの借金返済が可能になるかどうかを考えてみましょう。

 

すでに、いくつかのおまとめローンの審査に落ちてしまっている方は、残念ながら債務整理を行うしかありません。

 

但し、一本化しておまとめローンで返済していくより、債務整理を行うほうが、はるかに安全で確実、さらに無理のない返済で借金を解決することができますので、悲観せずに、まずは専門家に相談して、アドバイスをもらってみてください。

 

借金一本化のメリット

 

まず、あなたの借金をおまとめローンによって一本化すると、どのようなメリットがあるか考えてみましょう。

一本化のメリット

  1. 利息が安くなる
  2. 毎月の返済額の軽減
  3. 返済の管理が楽になる

借金を一本化することによって、以上のようなメリットが考えられます。

 

利息が安くなる

借金一本化のメリット

 

 

多重債務によって、いくつもの借入先から数十万ずつ借金をしているよりも、一本化することによって、その借入金額がまとまることで、利息制限法の定める金利が安くなる可能性が出てきます。

 

というのも、利息制限法では、借入金額によって利息の上限がそれぞれ決められているので、多重シムのように、多数の業者から小分けで借り入れするよりも、まとめてひとつの業者から借り入れするほうが安い利息で借り入れすることができるからです。

利息制限法

  1. 借入金額が10万円未満の借金  → 年20%まで
  2. 借入金額が100万円未満の借金 → 年18%まで
  3. 借入金額が100万円以上の借金 → 年15%まで

利息制限法では以上のように利息を付けられる上限を決められているので、例えば300万を6社から50万ずつ借金している場合には、それぞれの金融業者は18%まで年利を付けることができます。

 

しかし、300万を一本化して、ひとつの金融業者からまとめて借り入れると、Bが適用になり、利息の上限は15%までしかつけられなくなるので、年利は最低でも3%は安くなるという計算になります。

 

もちろん、利息制限法の規定は上限なので、それよりも低い設定になっている場合もありますので、現行の利息と、おまとめローンを検討している金融業者の利息を比べてみる必要があります。

 

毎月の返済額の軽減

借金一本化のメリット

 

 

借金を一本化することによって、毎月の返済額にも変化が出てきます。それは、多数の借入先に返済する場合には、それぞれの借入先での最低限の返済額が決められていて、その金額を借り入れ件数ごとに返済しなければなりません。

 

しかし、一本化してしまえば、そのおまとめローンへの返済額は、複数の借入先に支払う合計よりも少ない金額になる可能性が十分考えられます。

 

例えば、6件の借入先に毎月1万5千円ずつ返済している場合、毎月の返済額は7万5千円になりますが、一本化することによって、そのおまとめローンへの返済額は5万円で済むといった具合です。

 

これは、各金融業のホームページにある、返済シミュレーションを行ってみればすぐに比較ができます。

 

返済の管理が楽になる

借金一本化のメリット

 

 

多数の借入先がある場合には、当然それぞれ個々に返済しなければならないので、かなり手間がかってしまいます。

 

最近では、コンビニなどのひとつのATMで複数の金融業者への返済が出来るとはいえ、ATMの後ろがつかえてしまったときなど気になったり、長い間一人でATMを独占していると、借金の返済をしていることが他人に見られてしまったりといいことはありません。

 

しかし、一本化することで返済も一回で済み、大変手間が省けます。

 

一本化にはこのようなメリットがあり、どれも魅力的なことですね。それに比べて、デメリットにはどのようなことがあるのでしょうか?

 

借金一本化のデメリット

 

一方、借金を一本化することについてのデメリットはどうでしょう。

一本化のデメリット

  1. 金利があまり安くならない可能性も
  2. 今より借金状態悪化の可能性も

以上のようなデメリットが考えられます。

 

金利があまり安くならない可能性

借金一本化のデメリット

 

 

せっかく一本化したのに、メリットで考えていたほど利息が安くならない場合があります。

 

それは、現在借り入れしている各金融会社の利息が、利息制限法の上限よりかなり低い利率で設定されていると、一本化で新たに借り入れをする場合にその利息とそれほど変わりがない場合も考えられます。

 

たとえば、多くの借入先から借金をしている多重債務者の場合、一本化する金融業者は貸し倒れなどのリスクがあるため、利息制限法の上限に近い利率を設定されてしまうことが少なくありません。

 

そうなると、個々の金融業者の今の利息の利率とあまり変わり亡くなってしまう可能性が出てきます。このあたりも、各金融業者のシミュレーションなどを使って、よく検討することが必要です。

 

 

今より借金状態悪化の可能性も

借金一本化のデメリット

 

 

これは、非常に懸念されるデメリットです。特に返済が不能になってしまい、苦悩している方の場合、特に顕著にみられるので十分注意が必要です。

 

この内容はどのようなことかというと、一本化できたことでほっとして、緊張が解けてしまうことです。その気のゆるみは、再度借金を始めてしまう元凶になります。

 

というのも、今まで借りていた金融業者から、完済したことで、また貸し出しの誘いが来ることがよくあります。そうなると、せっかく一本化して出直そうと思っていた心も揺らいで、さらに借金を増やしてしまい、借金状態を悪化させてしまいます。

 

これが元で、また元の多重債務に戻ってしまう方が非常に多く見受けられます。しかも、その多重債務は目を覆うような多額になっていることがほとんどです。

 

一本化をするか否か

 

借金の一本化を考える

 

 

借金を一本化するには、このようなメリットとデメリットがあります。

 

300万の借金を返済するために、この一本化を行う場合には、このメリットとデメリットをよく比較検討して結論を出すばかりではなく、返済するという心構えをきちんとしたうえで行動するようにしてください。

 

また、各金融業者のシミュレーターの金額を元に、申し込みしたとしても、今までしてきた借金の審査よりも厳しく審査されることが予測されます。審査が通らないといった場合には、ヤミ金などの危ない金融会社の甘い誘いにかからないよう、十分注意してください。

 

もし、どうしても返済が厳しい場合には、借金の相談窓口で専門家のアドバイスをもらうようにしてくださいね。

 

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